とある移住イベントに参加した話

先日、とある移住イベントに参加しました。

 

どのようなイベントかというと、地方の移住者を受け入れたい企業や行政団体が都内に出向き、わたしのような移住検討者と交流するものでした。

 

このようなイベントに参加するのは初めてでしたし、貴重な経験ができたと思うのでブログに書いておこうと思います。

 

どのような人が参加していたか?

今回は複数の県が合同で行っているイベントでした。

参加者は40人弱で平均年齢は30代半ばです。

どちらかというと私のような企業勤めの会社員よりも、起業家志望の学生やコンサルティング、PRをしている人、文化系のクリエイターなどの参加者が目立っていました。

 

皆さんとても話が上手で、レクリエーションで話す場面が来るとここぞとばかりに自己PRを行っており、私の目にはかなりクールで意識が高い人が多かったです。

 

受け入れ側の団体メンバーもIターンをした人やビジネスオーナーなど、普段なかなかお目にかかれない人ばかりでした。

 

わたしの狙い

今回のイベントでは今後実際に地方に移動する費用がある為、比較的高額な参加費を払っている人が集まっています。

故に、意識の高い人が集まっているし、普段会社員をしていたら関われない人が多いと感じました。

そういった意味では新たな出会いの場としてはいい投資なのかもしれません。

 

わたしはもともと地方に生まれ育ったのか、あまり地方に対して劇的な自由があるとは思いませんし、都心で暮らすメリットも十分にあると思っています。

今回のイベントを通して断続的に地方の仕事ができるのか、あるいは本格的な移住への足掛かりなればいいかなぁと思っております。

メンタリストDaiGo氏のYouTubeチャンネルがすごい良い

通勤で歩く時間が30分くらいあるので、VoicyやYouTubeを聴くようにしています。

最近のお気に入りは一時期テレビによく出ていたメンタリストDaiGo氏のチャンネルです。

 


ストレスに負けず、疲れにくい人になる方法

 

Voicyで自己否定感が辛くなった

春先からVoicyを主に聴いていたのですが、人気のサウザー氏やイケハヤ氏のような会社員を否定するポジショントークを毎日聴いていると、徐々に自己肯定感が薄れていってしまったのです。

 

必要以上に「現実の自分がダメだ」と思い続けることはあんまり良いことじゃない気がしてきました。

 

彼らのようなインフルエンサーはマジョリティである会社員を否定することで注目を集める目的でやってますからね…

 

もちろん現実に批判的な目線を持って、改善する努力を続けることは必要です。

 

Voicyによって多くの学びがあったことも事実ですし、それを無料で聴けた環境とコンテンツを提供してくださったパーソナリティの方には感謝しています。

 

しかし自己啓発系のコンテンツは薬のようなもので、適切な用法容量ってあると思うんです。

 

実際、私自身かなり苦しんでいたし、妻に負担をかけたこともあります。

そこで、いったんVoicyを聴くことをやめてみました。

 

動画投稿としては邪道なのがすごい

ある時YouTubeのおすすめにDaiGo氏のチャンネルがでてきて、なんとなく再生しました。

 

そこにはある程度の長い時間(10-20分)でまくしたてるようにしゃべるDaiGo氏の姿がありました。

 

これは短時間でカットを多用するYouTubeの王道からは離れたものです。

しかし、登録者数は上昇傾向にあるそうです。

 

DaiGo氏のYouTubeチャンネルは心理学を中心にあらゆる論文や研究成果をテーマ毎にまとめたものです。

 

YouTubeはあくまで導入部に触れるのみで、さらに深い部分はニコニコの有料会員限定での公開になってます。

 

お金を払っているを払っているユーザーを大切にしており、無料コメントでDaiGo氏の不快になるコメントや投稿を急かしたり、猫を侮辱するとブロックされます(笑)

 

高速でまくしたてる喋りも計算でやっているらしく、私も何度も聞いているとだんだん慣れてきました。

どうやら人間の脳は情報に追いつこうとするときに記憶に残りやすいそうです。

 

DaiGo氏自身も動画投稿でいろいろと試行錯誤の末に現在のスタイルになったといい、例えばカメラなどの機材にお金をかけずにiphoneのみで投稿する。けれども三脚にはこだわるなどのノウハウも公開しております。

 

こんな人にオススメ

はじめに触れましたが、自己啓発系コンテンツを多量摂取して疲れた人におすすめです。

情報がないと不安な人にとって”何もしない”ことも苦痛かと思います

 

会社員をやめろ!商品を作れ!起業しろ!

といったドラスティックな意見から離れて、身近かつ低いハードルで幸福度を上げる技法が多数紹介されているDaiGo氏のコンテンツは新たな知見をもたらすかもしれません。

 

無料部分のみでもかなり実践的で面白い内容がおおいのでぜひとも聞いてみてください。

地方は専業主婦にならざるを得ないのだろうか

私の地元は九州の田舎です。

最近割と結婚ラッシュなのですが、身近の観測範囲だと女性側が寿退社するパターンが多いなぁと感じます。

比較対象は関東圏に住む知人たちですが、割と彼女たちは結婚後も辞めないし、出産時も産休を取って復帰するケースが多いです。

 

原因としては下記を挙げてみます

・夫の転勤が多い

・職場の雰囲気(休暇が充実していない)

・周囲の圧力

 

個人的には周囲の圧力の影響をとても強く感じます。

私の育った環境もそうですが、たいして裕福でもないのに私の母親は専業主婦を選択していました。

母親は現在離婚しており、私の仕送りとパートで生計を立てています。

以前母親になぜ仕事を続ける選択をしなかったのかを聞いたら、

「その職場の流れだったから...」と言っていました。

 

たしかにその時代のモデルケースではありましたが、正直教育費用の見積もりが甘かったのではないだろうか?と感じざるを得ません。

 

私の家庭の場合、兄弟が皆高卒で働きに出た為、教育費用で大きくウェイトを占める大学費用がかからずになんとか乗り切れたとも言えます。

しかし、時代は変わっており、これからは親がいかに教育の機会を提供できるかが重要になっており、その為にもお金は必要です。

さらに言えば教育費用も年々増加傾向にあります。

 

子どもだけの問題ではありません。

平均寿命も延び続けて人生100年の時代になりつつある今、”生き続けるリスク”もどんどん上がっていきます。

 

配偶者の収入だけに頼り続けるのも危険です。

いつ病気や事故で働けなくなるかわからないし、今後の長い人生で経済的な力関係が生まれてしまいます。

 

資産家でない限り、我々若い世代は労働力くらいしか換金できません。

それをみすみす手放すことはもったいないんじゃないかと思ってしまうのです。

 

結果何が言いたいかというと、

働ける状態にあるのになんとなく専業主婦になるなよ

です。

 

こどもと接する時間を大切にしたいという話も聞きますが、

所詮子どもは別人格だし、親なんかより周囲の同世代や環境の方に影響を受けやすいものです。

時間の長さだけがすべてではないでしょう。

親にできることは多様かつ好奇心を抱かせる環境を用意するくらいなのです。

そしてそれを実現するにはカネがいるんですよ。

 

共働きが増えれば、保育園に入れない、家事負担の増加などの問題が深刻になると思いますが、経済的には幾分か楽になるのではないかと思います。

都会に比べて経済格差がある地方だからこそ専業主婦信仰から脱するべきではないでしょうか。

保険屋、銀行員は商売人だと知っておくことで人生が変わると思う

どうも。お金に興味深々マンです。

 

先日、自衛隊に入隊した親戚から入隊直後の保険営業について聞かせてもらいました。

私:「ところで、自衛隊の保険とかの営業ってあるの?」

親戚:「なんか研修の合間に小一時間くらい保険屋から将来のリスクの説明があって、説明が終わったら即申し込み用紙を配られた。書けって(笑)」

私:「なにそれ!?、悪徳商法やんけ!」

親戚:「そうそう。20歳以下の人も多いし、教官もいたから、ほとんどの人が言う通りにしていたよ。でも中には頑なに出さなかった人もいた

 

この頑なに出さなかった人は、保険商品を安易に選択してはいけないことを知っていたか、親などに教わっていたのではないかと思います。

 

学生の世界は狭いです。私も世の中の職業は教師と店員と土木工事くらいしかないと思ってましたから。

そうでなくても、銀行や保険屋さんは公正で中立、真面目といった善いイメージがある人も多くいるのではないでしょうか?

そしてその認識は彼らの営業が人生へのアドバイスに鞍替えされ、高額の保険商品や投資信託、住宅ローンの契約につながってしまうのではないかと思います。

 

保険屋、銀行員各々のケースを見てみましょう。

 

保険屋のケース

私も会社に入ったばかりの時、完全に信用しきって住友生命個人年金を契約しました。将来の年金がもらえなくなる、税金が安くなるといった売り文句に飛びついてしまいました。

しかし、

・提示された利回りと実際は大きく異なる。

・預け金の1割は事業経費になる。

・税金で還付されるのは実質数千円

ということがわかり、中途解約に至りました。

元本割れになってしまいましたが、勉強代と割り切ってインデックス投資資金に回しました。

 

医療保険については公的な部分で賄える部分が多くあるので、自分にどれだけお金が必要かで入るべきかと思います。

個人的には複数人の扶養家族がいない限り入る必要はないと考えています。

 

www.highschoolhal.com

 

 

銀行員のケース

品行方正なイメージの銀行員も注意が必要です。

よくお金の相談を銀行にするような風潮が見受けられますが、あれはわざわざカモにされるようなものです。

例えばこんなアドバイスを受けるのではないでしょうか

・住宅ローンをできるだけ借りれるだけ借りて、返済が長くなるよう勧める

→できるだけ多くの金利を受け取りたい。

・高利回りバランス型ファンド、アクティブファンド勧める

→インデックスファンドを大きく上回る信託報酬手数料を受け取りたい

 

必ずしも、銀行の提案=顧客の利益にはつながらないことが多々あります。

 

金融の第一歩

金融教育、マネーリテラシーの必要性が高まる今、

大切なことは不安を煽り、なにかを契約させようとしてくる人は商売人という観点を持っておくことだと思います。

それから自分で数字の情報を集め、判断することが重要なのかと

よくわからないまま契約することが一番危険だということを知っておくべきだと思います。

 

契約は怖いです。

安易に結んだつもりが、長期にわたって自由を吸い取られるというリスクも認識しておきましょう。

 

お金については他にも書いているのでよかったらご覧ください。

 

www.highschoolhal.com

 

周囲より勉強してきた高卒技能職の話

朝起きてはてなブックマークを見たら経営者の書いたこの記事がホットでした。

 

「プライベートでは一切勉強したくない」と言っていた社員のこと - 株式会社アクシア

 

要は会社側は従業員のプライベートに介入しない前提だとしても、業務時間外でもエンジニアは勉強をすべきだし、そこについていけない人は(自分の会社では)向いていない。といった論調でした。

 

この会社の業務のレベル感が不明なので詳しいことは言えません。

しかし、記事を書いた方は具体的な内容に触れず、”勉強”という抽象的な言葉を使っていたので、これを自分に落とし込んで色々を考えてみたいと思います。

 

この問題は経営者と従業員、やりがいと報酬、個人と組織といった要素が絡み合っており、一般的にも考えがいのある問題だと思っています。

故に安易にこれが正しいとも言いづらい物事に感じます。

 

私が労働者について思っていること

労働者は労働力という資本を売っています。その働きが会社の求めているレベルを満たし、双方の満足のいくところまで満たされていれば何の問題のない話です。

会社は利潤を求める組織なので、仕事の為に従業員を教育することも多いでしょう。

しかし人間の成長スピードはまちまちですし、成果が出るかどうかは運次第といったところなので、その責任は経営者が背負う形になります。

責任が希薄な分、良くも悪くも従業員の報酬はブレにくく、法律などでいきなりクビにできないように守られているといえます。

 

だから勉強する、しないは正直どうでもいいというか…狭い視点だと稼げるか否かの方が重要視されるものだと思います。「会社は学校じゃねぇんだよ」です。

 

勉強して生まれるのは周囲のギャップ

ここで本題になりますが、私の話です。

話題のエンジニアと比べて次元の低い領域だとは思いますが、高卒で入社して以降、自己学習を続けてきました。

初めは「周りに認められたい。」、「頭いいと思われたい」といった単純な動機でしたが、継続することで徐々に実務で効果が出てきてきました。

周囲に頼られたり、褒められたりすると嬉しかったのですが、次第に

「この人たちより低い給料なのは割に会わないなぁ」

と周囲とのギャップを感じるようになってきたのです。

 

それからは、もっと将来的に必要だと思う事柄について学習するようになり、上司が推奨する資格などは断るようになりました。

 

周囲とのギャップが生じた時点でそのグループに属していることは辛くなると思います。そのときが労働者として会社を卒業するときなのかもしれません。

 私自身、今後は転職も視野に入れております。

残酷な世界の労働者は”勉強”するしかない。

一方で会社側としては従業員の裁量を握っている為、教育を施すことでレベルアップを測ろうとするのですが。定性的に変化しない人にとっては馬の耳に念仏になるでしょうう。

設備投資や外注、あるいは事業縮小のほうが手っ取り早く改善できるのではないかということでリストラが行われる構図が生まれます。

真っ先に憂き目にあうのは我々技能職かつ高齢の従業員です。

まったくなんて”残酷な世界”でしょう。

 

勉強とはなんでしょう?

テストの点数をとること?

資格を取ること?

 

私としては課題を見つけ、解決する能力を磨く作業だと思っています。

学生と違うことは課題が他人から用意されているか否かだと思います。

 

そういう意味では労働者は常に「勉強」が必要なのかもしれません。

 

鬱っぽくなったので朝にブログを書きます

おはようございます。

 

いま朝4時台にブログを書いてます。

なぜ書く時間を早朝にシフトしたのか。その経緯を説明したいと思います。

 

不眠症になった。

先月は夏休みでした。私の働いている会社はきちんと連休と有給を組み合わせて10連休をとることができました。

さらに身内に不幸があり、忌引きで6連休を追加でとることになったのです。

結果として、8月は10日くらいしか勤務していないことになり、ビビりました。

 

そんな中で生活リズムが乱れてしまい、

起きる時間は10~12時、昼寝も2時間以上とることも多かったです。当然夜に眠くなる時間もどんどんずれ込んで昼夜逆転が進んでしまいました。

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話は飛びますが、中高生の自殺率は9月が圧倒的に多いそうです。

news.livedoor.com

 

長い休みが終わった私も、ちょっと鬱のようになってしまっていました。

孤独感、倦怠感がひどく、夜も思うように眠れないことが続きました。

 

産業医のカウンセリングを受けてみた

そこで職場のカウンセリングを受けてみることにしました。メンタル面の不調も産業医

の先生が診てくれることになっています。今回初めて利用しました。

 

学生の頃に保健室に行ったとき、ちょっと恥ずかしい気持ちになったことってありませんか?わたしはあります。なんか必要以上に病人っぽく振舞ってしまいますよね。

 

そんなこんなでカウンセリングが始まりました。

先生は50代くらいの女性でした。

初めにわたしから仕事の不満や、現在の状況、身体の調子について説明します。

先生は「うん、うん」と静かに聴いてくれました。

最初は緊張があり、どもりながら説明していましたが、あまりに優しく聴いてくださったので終盤はすらすらと言葉が出るようになりました。

 

そして先生からいくつかアドバイスを受けたので列挙します。

  • まずカウンセリングを受けたことが正解。心の不調に気づいて声を挙げることが大切。
  • 誰かに状況を話すことで改善につながる。漠然と抱いていたストレスを分析することができ、具体的な道筋がみえる。
  • 不眠は「眠ろうと思わない」。つまりは眠れないことをプレッシャーに感じないようにする。
  • 運動をして湯船につかるなど、体温の下降時にヒトは眠気を感じる。
  • 寝る前にテレビやスマホなどは寝つきが悪くなるので控える。

結果としてとても気が楽になりました。

以前よりも抱えていた心のモヤモヤがクリアになった気がします。

 

いろいろ考え直すと私の優先事項はなにより”眠れること”

ブログ書かなきゃ、勉強しなきゃと焦る気持ちを抑えて、朝やることに切り替える。

 

仕事や家族は簡単には変えられませんが、習慣は比較的簡単に変えることができるのではないでしょうか?

そうやって生活リズムを整えることを目指しています。

 

2018年。甲子園100回大会にみるエンタメ

かつて高校球児だったハルです。

 

先日、夏の甲子園が終幕しました。

決勝が、高い実力を持つエース吉田を擁し、メンバー全員が地元秋田出身の公立高校である金足農業

対して、全国から選手を集め、春の甲子園を制した圧倒的戦力を持つ強豪の大阪桐蔭というカードでした。

 

金足農業は吉田選手の実力と逆転のホームランや2ランスクイズといったドラマチックな試合展開で全国の強豪私立を倒してきたので、まさに甲子園のヒーローとして扱われていました。

 

結果は大阪桐蔭の圧勝で終わりましたが、試合前後のメディアの取り上げ方はむしろ敗者である金足農業をフィーチャーしてることからも世間がいかにヒーローとして当てはめていることが伺えるでしょう。

 

一方で甲子園の時代遅れのシステムや炎天下で短期日程で選手を疲弊させるスケジュールに対する批判は年々強まっていると感じています。

今回の金足農業。特に吉田選手が地方大会から決勝まで一人で投げ続けてきた経緯から、批判に拍車をかけていると思いました。

 

大阪桐蔭はプロクラスの投手が3人いたので、どちらかというと大阪桐蔭が勝ったというより、吉田投手が甲子園のシステムの疲労によって負けたという論調もあります。

 

しかし、私はこのような論調は金足農業を地方の弱者として当てはめたバイアスがかかっていて危険だなーと感じざるを得ません。

 

秋田県はどちらかというと公立優位の県で、過去10回の夏の甲子園代表実績を見ても明桜高校が2回出ているくらいです。

さらに金足農業のメンバーのほとんどが地元のリトルシニア(中学の軟式野球の部活ではない硬式のクラブチーム)に所属しており、シニア出身者で集まって甲子園を目指す態勢だったのでしょう。

これは秋田県だけではなく、都市部以外の県ではよくあることです。

 

金足農業の選手たちは私立からの誘いを断って甲子園を目指す意思を初めから持ち合わせていたのです。

それを私を含めた外野がとやかく言う筋合いはどこにもありません。

 

運営側でもタイブレーク制の導入など、負荷軽減の取り組みを進めています。

吉田投手の1500球を超える投球数から球数制限の導入を求める声も大きいです。

けれども、球数制限は金足農業のようなチームを苦しませる結果になると私は思います。

そもそも球数は人によって負担が変わり、ウォーミングアップで投げる球数も個人差が大きいので本質的に疲労を測れるものではありません。現に吉田投手は連投を踏まえたペース配分を心得ており、ピンチの場面でギアを上げる高い技能で甲子園のシステムに適応していました。

どちらかというとトーナメントの終盤の試合間隔にゆとりを持たせるほうがはるかに有効だと思います。

 

そもそも選手保護の観点は何を目的としているのでしょうか?

選手のその後の野球人生というのならば、それはそれで恣意的な考えではないかと思います。

高校球児はプロではありませんし、甲子園の影響で選手が消耗するかどうかは誰にもわかりません。

仮に吉田選手をはじめとした有力選手が強豪私立に入学したところで、飼い殺しにされる可能性もあります。残酷ながらどんな世界もそのような実情はあるのです。

 

とどのつまり甲子園はエンタメなのです。

結果として金足農業秋田県を初め、全国に大きな感動をもたらしました。これは甲子園という一発勝負のトーナメントシステムだからこそ成しえたことだと思いますし、普通に高校生活を送っていては到底できないことを高校球児たちは実現しているのです。

選手当人もその覚悟を持った選択をしており、試合後の笑顔と涙から人生においての貴重な価値を得ることができたと推測できます。

 

月並みですが、私はそんな選手たちや運営側に感動とエンタメをありがとうと言いたいし、全国の老若男女を熱狂させる甲子園を陳腐化させたくないと願っています。