インターネットで発信することに対し冷や水をぶっかけられた

福岡のITセミナー講師刺殺事件が話題だ。

彼はHagexという名前で活動していた人で、特にはてな界隈では有名人だった。

 

私がはてなに触れてから3年ほど経つが、Hagexさんの記事も数回読んだことがあるくらいで、特に思い入れやファンだったとかはないものの、今回の事件は衝撃的だった。

 

わたしもブログを本格的にスタートして2か月たった。

これまで匿名とはいえオープンに情報を発信してきた。これまで特に個人として情報を発信した経験がなかった為、インターネットでオープンに情報を発信することPVを伸ばすことのメリットこそ考えたものの、デメリットやリスクについてはあまり意識していなかった。今回の事件からあらためてそこに意識を向けていきたい。

 

インターネットで情報発信することはダメなのか?

そもそもインターネットで情報発信することについて、極力控えるよう私は教育されてきた。家庭ではパソコンを持っていなかったし、高校で携帯を持ったが、当時流行っていた「デコログ」ではもめ事が頻発し、教員の監視が入っていた。

会社に入社後も極力SNSでの情報発信は控えるよう今でも言われる。

それはなぜかというと、

(制限している者からは)リスクに対してリターンが圧倒的に少ないからだと思う。

 

保護者や教員はインターネットよりも学業に励んでもらいたいと思うだろうし、経営者にとっても、業務時間を長くし、会社にとって不利な情報を流出しないよう推奨することは自然な流れといえる。

すなわち管理者としては圧倒的な情報にアクセスできるインターネットは邪魔な存在となのだろう。

 

しかし、私はブログを始めた。

それは、これまでの考えかたや知識を公開することで、思考を整理することと、アウトプットありきで情報収集することで知見の集めるアンテナを高くする為だ。

これを長く続けることで”資産”として運用していきたいと考えている為である。

それは組織に依存しない第一歩としての選択だ。

 

一方、インターネットはバカとヒマ人のもの

見出しは中川淳一郎氏の本から拝借した。(余談だがこの本は中学の頃に購入し何度も読んでいる好きな本だ。)

圧倒的な情報量というのはつまり玉石混合なのだ。インターネットを構成しているものは結局人だから、吐き出される情報も人に依存してしまう。

私も含め、たいていの利用者は「ばか」であり「ヒマ人」なのだ。

その正規分布の中には素晴らしく優秀な人物がいる一方とんでもなくヤバいやつもいる。

件の犯人はそんなヤバい人のひとりであり、そんな人物の暴走を防ぐ有効策はまだ見当たっていない。

 

これからのわたしとインターネット

打開策はないものの、私はこれからもブログを続けていくのだろう。

しかし、自己防衛として決定的な個人情報は意識して隠すなどある程度の防衛行動を心がけたい。

そしてヤバい人の存在を認知し、対策を模索することが必要だ。

現在は、むやみやたらにブロックすることよりもミュートすることが推奨されているように、システムに応じて対策を取ることも大切だと思う。

そして情報の敷居を上げること、コストを上げることも対策として挙げられる。ヤバい人は金をかけてまで攻撃してくる可能性は低いからだ。

 

こう書いてみると、結局インターネットもリアルな社会と同質に感じざるを得ない。実際画面の前にいるのはあなたとわたしのか弱い生身の人間なのだ。