運動において心と体が一致しない時期が来た

これを読んでいる人は、学生時代にバリバリスポーツをこなしてきたにもかかわらず、ちょっと久しぶりにやってみると思うように体が動かないということはないだろうか?

かくいう私も先日それを経験した。

 

私は小学生の低学年のころから高校まで野球を続けていたが、高卒で就職後からというもの、まったく野球に携わっていない。

それなのに高校時代の友人から誘われ、渋々草野球に参加することになったのだ。

梅雨も明け、うだるような暑さの中朝5時に起床し、車で2時間の移動をし、東京のはずれのグラウンドに到着した。森の中にあるグラウンドで地面はボッコボコで土もガリガリ状態だった。

 

こういっては何だが、私は野球があまり好きではない。

待ち時間が長いし、疲れるし、道具に金がかかるし、片付けが大変だからだ。

久しぶりということで、外野をやることになったが、フライを全くとることができず早くも帰りたくなった。

 

そして試合が開始したが、自陣の投手の調子が良く、私のところに打球が飛んでくることはなかった。

試合に参加するなかで徐々に気持ちが乗り始めてきた。

久々の打席も、なんとかボールを転がすことができ、相手のエラーから出塁することができた。嬉しかったが、そこからが悪夢の始まりだった。

 

サインを見たら送りバント、打者もきっちり決め、私もいいスタートが切れた。

しかし、二塁に到達する際にあろうことかスライディングをしてしまったのだ、ガリガリのグラウンドで、だ。

 

思わず「痛ってぇ~」と悲鳴をあげたが、アドレナリンがでていたのかそのままプレイを続行し、後続のヒットからホームを踏むことができた。

次回の守備に着いた直後に足首に激痛が走った。”ぐちゃっ”としてマズイ感覚だったため、監督に申告し交代させてもらった。

 

そこから、氷をいただいて足を冷やしながら、なぜスライディングなんかをしてしまったのだろうと考えた。私にとって2塁到達でスライディングをすることはある意味反射行動で自分やグラウンドの状態を特に考えずやってしまったことに反省した。

 

一方で嫌いだったはずの野球で思わぬプレーをしてしまい挙句の果てにはケガをしてしまった自分がなんとも愉快に感じた。

そんな野球をあれこれ理由を付けて嫌いになろうとしてるだけで、本当は全盛期のイメージどおりに体が動かないことにいら立っているだけではないかと思った。

 

思えば人生の長い時間を野球に費やしてきただけに、嫌いになるのはもったいない。足が治ったらまたやってみようかな。