妻の奨学金が800万円あります

今年の初めに奨学金破産というワードが盛り上がった。

そしてわたしも奨学金を返し続けている。

しかし、それは私自身が受けた奨学金ではない。

www.asahi.com

 

結婚して数か月後に気づいた異変

数年前私は妻にプロポーズし、結婚することになった。

妻は大手企業の一般職で働いており、共働きであった為、特に家計を管理せずにおおざっぱに出費を分担していた。

入籍してしばらく経ち、生活も落ち着いてきたころに一つの違和感が生じた。

それは、妻のお金が全く貯まらないのだ。

 

私は高卒だ、勤務先は一部上場ではあるが同い年の妻と比較しても

妻>私 である。

 

私は妻に聞いた。

「どうしてお金が貯まってないの?」

 

すると妻は実は…と日本学生支援機構の借用書を見せてきた。

 

なんとビックリ

第一種を300万円

第二種を480万円

金利も含めると800万円を超える奨学金を借りていたのだ。

つまり冒頭の破産記事とほぼ同額の債務を背負っているということである。

 

重すぎる支払い金額

この奨学金の償還期間は20年。すなわち240回払いで、毎月の返済額は3万4000円程だ。

私の手取りが15万円程なので、これでは生活費で手一杯で貯金するにはかなり厳しい額だ。

逆に毎月3万4000円貯蓄できるとかなり余裕ができる。

 

 

これから子どもをつくり、育てることを考えれば、まさに貯め時は今。

このまま無計画に返済を続けていてはダメだと考え始めた。

 

消費の特性

しかしながら、収入は妻の方が高い。なぜ貯蓄ができないのか、考察してみると

妻の会社はボーナス額のウェイトが高く、月収でみると私よりも低いということが分かった。

 

妻の消費の流れはこうだ。

 

ものすごいボーナスを貰う

高額の買い物をする

月収でも消費を抑制できない。

(洋服や化粧品など)

ボーナスを切り崩す

貯金が底をつく

 

まとめると下記2点に問題があると感じた。

・月収ベースで貯蓄する習慣がついていない

・ボーナスの使途が不透明なまま使いきってしまう

会社のせいではないが、ボーナスが比重が高い会社は妻のように消費傾向が強い人がおいようだ。現に妻の同僚は浪費家が多いと感じる。

 

現在の作戦

現在は、収支をオープンにし、家計簿の管理を始めた。

そして毎月の支出を限定して使うよう努めている。

 

繰り上げ返済については行っていない。

理由として奨学金金利が低い為、インデックス投資などで長期運用したほうがプラスになると予測した為である。

加えて、妻には貯蓄習慣を身に着けてほしいと考えている。

 

自動的に引き落とし額を増やすよりも、自らの行動でお金を貯めることが将来的にもメリットがあると考えている。

 

奨学金問題について思うこと

淡々と状況を語ったが、正直気持ちの面での葛藤はかなりある。

今でも何かあれば奨学金や消費について口うるさくなってしまい反省することもしばしばだ。

 

それは、高卒で就職した私の「割を食った」感からくるものであり、現在の大学全入で学費も上昇傾向にあるのに就職率と昇給率は落ち込んでいる日本社会への嘆きもある。

 

私は大学で学ぶことは大変意義があることだと思うが、不用意に借入をして後悔したり、ましてや破産することは、”情報不足”、”検討不足”として反省すべきものであるし、これから奨学金を借りる学生やその親にはとことん向き合って決めてほしいと切に願っている。

 

わたしは奨学金についていくつか提言させていただくと、

・借りる額以上にどう使うか、どう返済するかに着目する。

・借りれるだけ借りるは危険。人はあぶく銭を大切にしない。

・給付型の補足として貸与を検討する。

・そもそも借りてまで大学に行く意味を考える。

(非大卒でもそれなりの生活はできる。要は消費に帰属する)

 

わたしは妻と協力してこの奨学金をきちんと返済する所存だ。

現在は2人に1人は奨学金を借りている時代。この記事は同様に奨学金を返済している方に届き、すこしでも励みになれば幸いである。