年金を払わなかったらどうなるの?

はい、今絶賛向き合っている問題です。

なぜなら実母が国民年金保険料を長期に渡って納めていないことが分かったからです。

 

年金未納問題

子どもの頃のある時、世間を騒がせていたのは年金未納問題で、江角マキコや政治家が叩かれていました。

そのとき私は、母親に年金はちゃんと払っているのかと聞いたことがあり、

「払っていないし、これからどうせ年金制度は崩壊するし払う必要性を感じられない。」

と回答されたのを覚えています。

 

年金に対して無知な子どもだった私は、たしかに自分で貯金すれば何とかなるわけだし、みんな義務だから嫌々払っているのかな~なんて考えていました。

 

老後がヤバい

そんなこんなで最近まで生きていて、これから生きていくことを考えたときにどうしても避けられない出来事が老後の生活です。

平均寿命が延びるなかで”人生100年時代”なんて言われて久しいですよね。

そんな中で豊かに生活をおくる為に、行政は年金制度を打ち立てて現役世帯からお金を集めて保障に充てているのですね。そんなことを今になって知りました。

 

しかし、今に始まったことではないですが少子化や景気の停滞、不祥事などで年金制度の崩壊がささやかれ続けています。

こうなったらせめて払わなくても特に罰せられない国民年金は払わなくて放っておこーなんて思っちゃいますよね…

 

 

まじでやめたほうがいいです

 

年金制度は払った分がちょっと増えて返ってくるだけじゃない。

国民年金保険料は2018年11月現在16,340円です、

仮にこの保険料をこれから40年間納めたら合計784万円になります。*1

現時点の支払い額は満額で78万円なので、およそ10年間で元が取れてしまう計算です。

 

現在男性の平均年齢でも80歳を超えている為、これがいかに経済的に合理的なことかがわかります。

 

最近は支払い面での見直しが進み、個人の運用に委ねていく傾向にありますが、それでも2038年度までは現役収入の50%の水準は確保する見通しなので、少なくとも50代以降の人にとってはメリットが大きいといえます。

さらに遺族保障、障害保障といったもしもの時の保険としての側面を持ち合わせています。そういった面でも納付することに意味があるのです。

 

どうしても納付できないときは免除申請を!

1.6万円は収入の低い人によって重い負担です。

しかし行政も鬼じゃないので、免除なるものを用意しています。

場合によっては全額免除も認められます。もし40年免除だったとしても半額になりますが支給されます。

 

ここで注意したいことは、申請しなければ免除にならない。ということです。

私の母はそこを知らなかったことで本当は免除になったかもしれないのに未納扱いになってしまっているのです。

 

離婚してサラリーマンの配偶者控除を受けていた人は分割申請を!

2年以内に申請すれば配偶者が納めた厚生年金を分割して受け取れます。

私は小学生の頃に父と母が別居し、それから高校卒業まで母方の祖父母の家に住んでおりました。

母は「養育費がもらえなくなるから...」と離婚はせずに、パートを転々としながらこれまで生きてきました。

数年前、子育ても終わったということで離婚をしましたが、この申請をやってなかったそうです。

知らないって恐ろしい...

 

制度への不満

こういった形で国民年金は申請があるかないかで、将来が大きく変わってしまうことがわかりました。

確かに、母の情報リテラシー能力の低さと頻繁に未納通知が来ていたにもかかわらずスルーしていた当事者意識の低さは否めません。

しかし、そもそも制度への理解が困難で、正確な情報にアクセスできずに誤解したまま放置してしまう人が大勢いて、それが現在の未納率の高さに繋がっている側面もあると思うのです。

そもそも、所得税はきっちりとった上で、国民年金の免除を自己申告制にしていることが疑問です。免除になる世帯の状況を鑑みて自動的に免除するなど、やりようはあるのではないかと思います。

 

しかし、不満ばかり言っても何も変わりません。

今私にできることは、少しでも年金を給付できるように年金機構に掛け合い、母自身が長く収入を得られるようサポートすること、そしてブログで情報発信して年金の重要性を一人でも多く認識していただくことくらいです。

*1:保険料は増額傾向にある為実際の納入額はこれより低い