高卒で一陸技に受かった資格勉強法まとめ

第一級陸上無線技術関連のブログが良く読まれている。

 

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私自身、20歳で働きながらこの資格を取れたことは、人生において大きな影響を与えているが、資格に合格した結果というよりその過程から学習習慣を身に着けることができたことがいちばん良かった。

 

今でも英語や金融についての学習を続けることができているし、月2-3冊ペースで本が読めている。

しかしながら、その行動習慣について特に苦痛に感じないし、いわゆる「勉強している」といった感覚は薄い。

 

そのスタートは社会人になって一陸技を受け、合格した。という重みによってもたらされたものだと信じているし、学生の時には得られなかったものだ。

その効力というのも多くの人に知って欲しいと思う。

 

なにも一陸技に限った話ではなくこの手法は多くの資格や、なにかを身に着けることに関するプロセスには応用できるものだと思う。

 

取り急ぎ応募する

よく試験を受けるかどうか悩んでいる人がいる。

「実力がついたら受ける」

「時間がない」

「お金がない」

「忙しい」

といったことを言う人が多い。というか私もそうだった。

しかし、たいてい万全のタイミングは訪れないし、応募なくして実力がつくことはないだろう。

人間は怠ける生き物だ。しかし、応募という労力と受験料を払うという行為はかなりの心理負担を強いられる。

そしてそれを取り返そうとすることも人の習性なのだ。

 

私が受験した当時は14,000円の受験料に加えゆうちょ銀行での振り込み作業もあった。

細かくいうと問題集やテキスト、受験会場までの交通費、費やす時間も考えると大きなコストがかかる。

それはいわば合格までの通過儀礼であり決意表明であるのだ。

 

だから悪いことは言わない。とにかく応募するのだ。

 

資格はわずか数か月の集中競技だ

大抵の資格は応募から受験まで数か月時間が用意されている。私の持論だが一陸技に関しては3ヵ月もあれば社会人でも合格できる。

 

ただし3ヵ月というのは学習習慣を身に着けた場合で、いままっさらな状態で受験する場合は半年程見ておくといいだろう。

 

大事なことは必ず一発で合格する気持ちで受けること。長い道のりは負担になる。

 

陸技は科目合格というゆるい救済措置があるが、これを初めから狙っていてはよくない。応募のところで感じた心理的なロスコストを取り戻す効力が弱まるからだ。

 

この数か月に集中するという意識と行動を継続した者こそが合格にたどり着くものだと思う。

 

勉強する時間と場所を決め、仕組み化すれば受かる

社会人は忙しい、朝は早いし、夜は遅い。残業もある。遊びやデートもある。

だから数時間机に向かって勉強することはできない。

 

その通りだ。よくわかる。人間はそんなものだ。だいたい真面目に勉強してくれるんだったらこんなに塾が溢れることはない。

私たちはいつだって怠けたいのだ。

 

しかし、資格には合格したい。そんな人は電車の中、始業前のオフィス、終業後の図書館やカフェといった時間と場所で勉強をすることを決め、自動的にそうなるように仕組み化することを勧めたい。

 

できれば問題集を常に持ち歩きたいところだが、スマホを活用しても良いだろう。

 

いちいち「勉強しようかな、面倒だな」など考えずに反応するように行動するのだ。怠け者だと自覚して、電車に乗ったら何も考えずに問題を解き始めよう。

 

そして短期集中のルールにのっとり、これらすべてのスキマ時間をすべて学習に費やすこと。そしてそのプロセスを経ることができたら合格する。と勝手に思い込もう。

 

難易度が高い学習をしていると時々心が折れる感覚に襲われる。

思うように頭に入らない...模試の結果が芳しくない...本当に受かるのだろうか?そもそも無理な挑戦だったのではないか...

そういった悩みに対しては、そこまでのプロセスに自信を持つことで跳ね返すことができるだろう。なにせ空き時間はすべて勉強に費やしているのだ。本当にそれが実行できていれば半端ない自身になっているはず。

 

人の目を利用する

先ほど電車やオフィス、カフェと列挙したことには理由がある。それは意図的に人の目に触れるようにしていることだ。もっと言うと会社の同僚や上司に受験することを言いふらすと良い。どうせ試験で2日も休まなければならないのだ。早いとこ報告して自分のエンジンにしてしまった方がいい。

そう、人の目はエンジンなのだ。受かるとスゴイ。落ちると恥ずかしい。勉強している自分はカッコイイ。そういった想像をしながら勉強というポーズをとることに専念するのだ。

コソ練という言葉があるように、努力を表に出さないことを美徳とする風潮はあるが、そんなことは知ったことではない。

人の目を使うことは結果の為のテクニックに過ぎない。

 

目指すは「合格」だ。理解することではない。

陸技は高度な電気通信の知識と数学技能が求められる。

しかしそれらをつぶさに学ぶことはオススメしない。(デシベル換算,接頭語など高校レベルの基礎知識はもちろんマスターする前提である)

いちいち原理を理解しようならば途方もない時間がかかる。相手は大学レベルの試験なのだ。

そして幸いなことに、一陸技に出てくる計算問題はある程度パターン化されており、検索語句と必要な式を暗記すれば解くことができる。一見違うように見えても、式を変換し代入すれば解ける問題がほとんどだ。

 

そのためにやるべきことは唯一つ、「過去問」である。

 

陸技の合格には全体の6割以上を解く必要があるが、内2割は新問が出題される可能性が高い。よほどの専門知識がない限り新問には太刀打ちできない。

なので、過去問は5年分を完璧に解けるようにすればかなり安心だ。

このレベルに到達すると出題パターンや傾向が見えてくる。そこまでの辛抱だ。

 

 

一陸技 無線従事者国家試験問題解答集(平成26年1月期~30年7月期)

一陸技 無線従事者国家試験問題解答集(平成26年1月期~30年7月期)

 

 マストバイ

 

落ちたあなたへ

ここまでやって、合格出来なかった人もいるかもしれない。

でも安心して欲しい。偉そうに言っていた私も一発合格じゃないのだ。

しかし、もしかしたら科目合格を勝ち取っているかもしれない。

そしたら次はもっと楽に合格できる。”強くてニューゲーム”なのだ。

そして今まで得た知識や習慣は確実にあなたの血肉となっているのだ。それをもっと誇ってほしい。

 

私が合格よりなにより大事にしたいのはそこなのだ。