有名な心理学者のセミナーに参加しておもしろかった

「仕事でつかえる心理学」と題した講演だった。

講演者はお台場のバラエティー番組のレギュラー美人心理学者。わたしは高校生のころから見ていて好きだった人だ。

会場はほぼ満員で、「テレビ効果すげえ」と思った。

彼女が伝えていたことは以下にまとめる。

人格には違いがある。

それは生まれ持った性質であり、変えることはできない。人はないものねだりなもので、それを変えようとしがちだが、たいていは変えることはできず、かえって歪みが生まれる。人格に善し悪しはなく、受け入れることに努めるとよい。

違いを認める 内向的/外交的

心理学上ではおせっかいな人と人目を気にして行動できない人を分類した時、意外にもおせっかいの人が内向的で一目を気にするひとは外交的。

一緒にいて安心する人数というものも人それぞれだそうだ(ちなみに自分は3人かな...?)これを同僚や家族も含めて想像すると良いそうだ。

 

集団心理

人それぞれに違いがあることを認めることで人間関係が改善し、幸福度があがる。ということが彼女の主張だ。しかし、多くの人はみんなと同じであることを求めてしまうのは人間の集団心理というものが原因とのこと。(特に日本人に顕著らしい)集団は時流に応じて求める価値観があり、それは直ぐに変わってしまう。集団が求める価値観を知るには子どもを対象に調査を行うと、わかりやすい。子どもは大人を素直にマネする傾向にあるからだそうだ。20年ほど前の小学生の求める友人像の第一位は優しい人だった。しかし最近は、おもしろい人や明るい人に変遷しているという。彼女が本を出す際に編集者からせがまれるフレーズは”ポジティブ”という単語だそうだ(ちなみに後述の理由で彼女はこの単語嫌っている)


”ポジティブ”ブームに対する警鐘 

ポジティブが求める世の中だが、ポジティブであると計算や仕事のミスが起こりやすく、浪費がちになるなど悪影響も考慮する必要がある。元来生物はネガティブな発想をするもので、ポジティブを求めることに無理があるのだ。(鉢巻をして大声で掛け声をするなど、ポジティブを求める組織は精神疾患者が多いそうだ)彼女もこのポジティブブームのアンチテーゼとして著書に”ネガティブを肯定~”といった内容を入れたら即廃刊になったそうだ(会場笑)

 

ペルソナ(役割に応じた仮面)をいくつも持とう

精神疾患が多い職業は万国共通で下記3つだ

  • 教師
  • 専業主婦
  • 牧師

3つの特徴はプライベートでもその役割を切り替えるタイミングが少ないことにある。役割は心理学ではペルソナと言われ、これが多ければ多いほどストレスに強くなる。

ちなみに彼女はチョコレートの包み紙を集めること(何千枚と集めているらしい)で、こういった些細なことでもペルソナとなりうる。

所感

講演者場慣れしているのだろう。パワポ資料もなく、マイク一本でしゃべり通した。おしとやかな見た目とは裏腹に、すこしうるさいくらいにマシンガントークを繰り出すのだ。彼女のモットーはインタラクティブな講演らしく、トークの合間に「質問ないですか?」と参加者に問いかけるのだ。そして質問者を適度にイジり、会場の雰囲気はすぐに温まっていた。時間が過ぎるのがあっという間の講演だった。

あとめちゃ美人だった。